2018/11/02 21:35

完全復旧した新千歳空港で、国際アニメーション映画祭が開幕

新千歳空港賞を受賞した『デス・オブ・ア・ファーザー(英題) / Death of a Father』(インド)のソムナス・パル監督(写真左)
新千歳空港賞を受賞した『デス・オブ・ア・ファーザー(英題) / Death of a Father』(インド)のソムナス・パル監督(写真左)

 空港内で行われる世界でも稀な映画祭・第5回新千歳空港国際アニメーション映画祭が2日、開幕した。映画祭に合わせて、9月6日に発生した北海道胆振東部地震の影響で休業していた新千歳空港温泉およびエアターミナルホテルが11月1日より営業が再開。これで同空港の全商業施設が完全復旧し、二重の喜びとなった。

 開会式で挨拶に立った同映画祭実行委員会名誉委員長で日本アニメーション協会会長の古川タクは被災した方へのお見舞いを述べた後、自粛ムードや空港内施設の被害状況を見て「この映画祭も開催は無理なんじゃないかと思った」と今だから明かせる真相を語った。

 その背中を後押してくれたのが、映画祭スタッフであり、空港関係者やスポンサー企業だったという。中でも海外ゲストが毎回、楽しみにしているという新千歳空港温泉はレストランとマッサージのみ10月6日に営業再開したが、目玉の温泉は12月まで復旧に時間を要する見込みだったという。その予定を大幅更新する尽力に、古川は「皆さんの熱意が伝わってきてうれしかった」と関係者に感謝した。

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