2018/11/17 22:25

吉田羊、息子を傷つける母役 子役の手紙に思わず涙

こぼした涙をサッとぬぐった吉田羊
こぼした涙をサッとぬぐった吉田羊

 女優・吉田羊が17日、新宿ピカデリーで映画『母さんがどんなに僕を嫌いでも』(公開中)の公開記念舞台あいさつを主演の太賀らと行った。息子(太賀)を拒絶する母を熱演したが、葛藤もあったという。太賀と小山春朋(幼少期の息子役)からそれぞれ、撮影現場では伝えられなかった思いを手紙やスピーチで告白されると、吉田は一瞬ほろりと涙をこぼした。

 漫画家・歌川たいじの実体験をつづったコミックエッセイを映画化した本作。親からも友達からも愛されたことがない青年が、壮絶な過去を乗り越えて、自分を拒絶してきた母の愛をつかみ取るまでを描いている。舞台あいさつには森崎ウィン、御法川修監督も参加した。

 太賀は「吉田羊さんとお芝居で面と向かって対峙するということは、役者にとっては生半可なことではない」とコメントし、「素晴らしい女優さんですし、芝居をするうえでこれほど緊張感を持って挑める相手もいない」としみじみ回顧。いざ撮影現場に行ってみると、どうすればいいかわからなくなることもあったというが「もうちょっと一緒にいたい」という気持ちは消えなかったといい、「羊さんとの演技なら自分はどこまでもいけるという気持ちでした。ラストシーンでは僕ができることはすべて羊さんに投げたつもりです。それを羊さんが受け取ってくれて本当に感謝しています」と言われ、吉田も嬉しそうな表情を見せた。

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