2018/12/06 17:35

映画の父、去る~映画プロデューサー・黒澤満~

松田優作さんらを育てた、映画プロデューサー・黒澤満さん(左) 読売新聞 / アフロ
松田優作さんらを育てた、映画プロデューサー・黒澤満さん(左) 読売新聞 / アフロ

 1980年代東映セントラルフィルムの“顔”として知られ、数多くのヒット作品を生み出してきた映画プロデューサーの黒澤満さんが、11月30日に85歳で亡くなった。松田優作の「遊戯シリーズ」を始め、「ビー・バップ・ハイスクール」シリーズ、「あぶない刑事」といった多くの人に愛される映画を生み出し、生涯を映画に捧げた彼の人生を振り返る。(森田真帆)

若い監督を育てる場となった日活ロマンポルノ

 黒澤さんは早稲田大学を卒業後、1955年に日活に入社。だが日本映画の黄金期を支えた日活は経営不振となりポルノ映画の製作・配給へと路線を変更。1971年に黒澤と、プロデューサー転向した助監督たちが企画を担当することとなり、黒澤は『団地妻 昼下がりの情事』を初めて手がける。「ロマンポルノ」というと、成人映画を想像する人がいるかもしれないが、当時は「10分に1回のセックスシーン」「70分程度の上映時間」「モザイクやぼかしは入れないようにする」というルールさえ守れば、作家性を重視して、自分たちの好きなように映画を撮れたため、日活ロマンポルノの現場は若い監督たちを育てる場所にもなった。

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