2018/12/11 23:22

巨匠ジェームズ・アイヴォリー監督、日本未公開の秀作を語る

 映画『眺めのいい部屋』『日の名残り』など数々の秀作を手掛けてきた巨匠ジェームズ・アイヴォリー監督が、自身の過去の作品『ボストニアン』(日本未公開)について、11月30日(現地時間)、ニューヨークのクォッドシネマで行われた特別上映後のQ&Aで語った。

 同作は、ヘンリー・ジェイムズの「ボストンの人々」を映画化。南北戦争後、北部で成功を狙う南部の紳士ランサム(クリストファー・リーヴ)は、ボストンで男女平等実現のために活動する、いとこのオリーヴ(ヴァネッサ・レッドグレーヴ)と参加したある会合で、見事な演説を披露する女性ヴェリーナ(マデリーン・ポッター)と出会う。オリーヴは、ヴェリーナの演説の才能にほれ込み、彼女と男女平等実現のための活動を始めるが、ヴェリーナはランサムに惹かれていき、一方オリーヴは、ヴェリーナに秘めた恋心を抱き始めていく。

 数多くの作品の中で、今作がお気に入りの一つであると語るアイヴォリー監督は「ヘンリー・ジェイムズなのだから、当然かもしれないが、原作のキャラクターそれぞれのせりふが驚くほど素晴らしいんだ。それに今作は、ヘンリーの作品の中では珍しく、舞台がアメリカなんだ。もし、彼の作品を読んだことがない人がいたとしたら、この原作から読み始めてみるのも良いかもしれないね」と薦めた。

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