2019/01/05 07:15

2019年ストリーミング戦争がやって来る!ディズニー、ワーナー参戦で映画の未来はどうなる?

 しかし、『ROMA/ローマ』のような大きく取り上げられる作品一つに対し、ストリーミングの世界には誰からも注目されないオリジナル作品も山ほどあるのが現実。アワードシーズンの今、筆者も含め、何らかの批評家協会に入っている人にはスクリーナーと呼ばれるDVDが送られてくるのだが、とりわけNetflixの束の厚さはすごい。この業界にいて、新作の情報に常に注意を払い、Netflixに加入をしていても、「こんなのがあったんだ?」と思う作品がたくさんあるのだ。そのことはNBC局の人気バラエティー番組「サタデー・ナイト・ライブ」などでもジョークのネタにされている。

 実際に昨年、ストリーミングが制作した作品の数は、史上初めてメジャーネットワークとケーブルの番組数を上回った。そんな中で、消されようとしている作品もある。サイレント映画や、古い外国映画だ。

 これらの映画を専門に扱うFilmStruckというストリーミングサービスは、映画を学ぶ人や通に愛されていたのだが、ワーナーとAT&Tが合併した途端に、廃止が発表された。これには『シェイプ・オブ・ウォーター』のギレルモ・デル・トロ監督、『ムーンライト』のバリー・ジェンキンス監督、『ベイビー・ドライバー』のエドガー・ライト監督など、多くの映画人が強く抗議。その結果、ワーナーは、「Criterion Collection」の形で今年末までに、これらの映画をストリーミングに復活させると発表した。それでも、不安はぬぐえないままだ。

 頑張っても見切れないほど作品があふれる時代、長年高い評価を得てきた秀作が消されていくとは、なんとも皮肉なこと。「だからDVDやブルーレイで持っていることは必要なのだ」とライト監督はツイートしていた。確かにDVDを手放してしまうのは、もうちょっと待ってからにした方がいいかもしれない。

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