2019/02/13 22:15

中華圏の映画界に引っ張りだこの日本人作曲家

 波多野の武器は、世界各地を転々とし、さまざまな文化に触れ合って得た知識と経験。そしてコミュニティーに深く入り込むために香港に来てから習得したという広東語だ。

 「特に中華圏の文化は、シンガポールに住んでいた時に少しずつ自分の中に入っていましたし、オーストラリアではアジアン・コミュニティーの人たちとよくカラオケへ行っていました。具体的に音楽制作をはじめたのは香港へ来てからですが、(中華圏音楽史の)知識はゼロではなかった。それに音楽家でも自己主張の強い人とそうでない人がいるのですが、自分はその間ぐらい。監督たちの意見も取り入れつつ自分の意見も出すという映画音楽の仕事は、自分に向いていたと思います」

 『誰がための日々』のウォン・ジョン監督とも、先に挙げた『グッド・テイク!』で出会った。同プロジェクトに参加していたウォン監督は当初、別の音楽家に音楽を依頼していたが納得できなかったため、波多野に「作り直してほしい」と声をかけてきたという。ウォン監督の短編を観て圧倒的な才能を感じた波多野は、二つ返事で快諾。以来、波多野はウォン監督作品にずっと参加している。

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