2019/03/29 23:12

死刑執行がテーマのサンダンス映画祭審査員グランプリ作、監督らが語る

今作で死刑囚を演じたオルディス・ホッジ
今作で死刑囚を演じたオルディス・ホッジ

 今年のサンダンス映画祭のUSドラマ部門で審査員グランプリを獲得した話題作『クレメンシー(原題) / Clemency』について、チノナイ・チュクー監督と俳優のオルディス・ホッジが、3月27日(現地時間)、ニューヨーク近代美術館(MoMA)にて開催中のニュー・ディレクターズ/ニュー・フィルムズのオープニングナイトのイベントで語った。

 長年、刑務所の所長として死刑を執行してきたバーナディン・ウィリアムズ(アルフレ・ウッダード)は、死刑囚への家族の思いや死刑執行に反対する人々の感情などに直面し、精神的に疲れ果て、私生活にも支障をきたしていた。だがある日、新たな死刑囚アンソニー・ウッズ(オルディス)の死刑執行に取り掛かる過程で、これまでとは異なった抑えきれない感情が彼女に芽生えていく。映画『アラスカランド(原題) / alaskaLand』のチュクー監督がメガホンを取った。

 無知で暴力的な死刑囚とは異なるアンソニーを演じたオルディスは「映画を通してどんな人間であるかを(観客に)伝えることをまず考えたんだ。チュクー監督が実際に会ってきた刑務所の看守や死刑囚についての話をしただけでなく、彼女の死刑に対する価値観みたいなことも語り合ったよ。それは、これまで僕が頭の中で描いていた刑務所のイメージとは異なっていて、彼女との話し合いの過程で、刑務所に関する自分の考えも変わったんだ。僕は、強盗や盗みをした囚人や、実際の死刑囚とも接して、それぞれ刑務所内で扱われ方にどんな違いがあるかも調べた。そこで気付いたのは、どんな死刑囚であっても彼らは人間で、刑務所にいるという環境であっても、希望も持っていることだったよ」と語った。

今日の運勢

おひつじ座

全体運

コミュニケーション運好調。オモシロそうな人を見つけたら、明...もっと見る >