2019/04/01 23:22

ハリウッドにおける男女格差を描いた注目のドキュメンタリー映画、製作者らが語る

男性も問題解決の一部にならなければいけないと語った製作者のイーラン・アーボレダー
男性も問題解決の一部にならなければいけないと語った製作者のイーラン・アーボレダー

 ハリウッドにおける男女の格差を描いた注目のドキュメンタリー映画『ディス・チェンジズ・エブリシング(原題)/ This Changes Everything』について、製作者イーラン・アーボレダー、女性メディアサミットの議長のマリア・ギースさんが、3月30日(現地時間)、ニューヨークのSVAシアターで行われた特別試写上映後のQ&Aで語った。

 本作は、長年、大きな問題として捉えられていたハリウッドのテレビ界・映画界の男女の格差を統計で比較し、さらに実際にハリウッドで活躍するリース・ウィザースプーン、ナタリー・ポートマン、メリル・ストリープなどの女優や、パティ・ジェンキンスなどの監督にも取材し、なぜこのような状況に至ったのか、その解決にはどんな提案があるのかを描いた作品。トム・ドナヒュー監督がメガホンを取った。

 ドナヒュー監督とは、2013年に公開された映画『キャスティング・バイ(原題)/ Casting By』(キャスティング・ディレクターを扱った映画)を共に手掛けたというイーラン。「その当時、キャスティング・ディレクターの85%は女性だったんだ。あの作品を手掛けたことは、ハリウッドの仕組みを知るきっかけになったよ」その後、今作で製作総指揮を務めたジェニー・ピーターズから、ハリウッドの男女平等を扱った映画を描いてみてはどうかと提案があり、その頃ラディカル・フェミニズム運動の活動家グロリア・スタイネムがポッドキャストで、『男女平等は性差別の問題ではなく、もはや人権の問題です』と語っているのを聞いて、今作を手掛けなければという思いに至ったそうだ。

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