2019/04/12 22:42

テリー・ギリアム監督、ついに完成させた『ドン・キホーテを殺した男』への思いを語る

30年の時を経て、「ドン・キホーテ」の映画を完成させたテリー・ギリアム監督
30年の時を経て、「ドン・キホーテ」の映画を完成させたテリー・ギリアム監督

 主演俳優のけがや病気による降板、セットが洪水で崩壊、資金不足などの紆余(うよ)曲折を経て完成した映画『ザ・マン・フー・キルド・ドン・キホーテ(原題) / The Man Who Killed Don Quixote』(ドン・キホーテを殺した男)について、テリー・ギリアム監督が、4月10日(現地時間)ニューヨークのAOL開催イベントで語った。

 本作は、作家ミゲル・デ・セルバンテスの小説「ドン・キホーテ」に、ギリアム監督が独自の解釈を加え、奇想天外に描いたファンタジー・アドベンチャー。シニカルなCMディレクターのトビー(アダム・ドライヴァー])が、理想に燃えていた若い頃にドン・キホーテの映画を制作したスペインの村を再び訪れ、自分をドン・キホーテと信じる靴作りの老人(ジョナサン・プライス)の妄想にとらわれる姿を描く。

 この映画にこだわってきた理由を「自分自身が選択したというよりも、『ドン・キホーテを殺した男』に取りつかれてしまったと思っている」と語るギリアム監督。「数世紀も前に書かれた小説『ドン・キホーテ』の犠牲者になったわけさ。自分が読んでいる小説には注意を払わなければいけないね(笑)。小説は、人々をとりこにするだけでなく、アイデアやキャラクター、さらにそのキャラクターが表現していることまで、とりこにしていくんだ。そして、いつしか自分自身がそのキャラクターに成り切っていたんだと思うよ」

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