2019/04/15 08:45

ブラックホールの神秘と恐怖…クレール・ドニ監督、衝撃のSF映画語る

映画『ハイ・ライフ』のブラックホール (C) 2018 PANDORA FILM - ALCATRAZ FILMS
映画『ハイ・ライフ』のブラックホール (C) 2018 PANDORA FILM - ALCATRAZ FILMS

 『パリ、18区、夜。』(1994)、『ネネットとボニ』(1996)などで日本でも多くの熱狂的なファンを持つフランスのクレール・ドニ監督が、初めてSFジャンルに挑んだ最新作『ハイ・ライフ』(4月19日公開)について語った。長編映画では『ガーゴイル』(2001)以来、実に17年ぶりの日本劇場公開作となる。

 舞台となるのは、宇宙空間での怪しげな生殖実験のモルモットに志願した若い死刑囚たちと女性科学者が乗る宇宙船の内部。一部のフラッシュバックを除くと、ほぼすべてのシーンをセットで撮ったことからしてドニ監督としては異例の作品だが、デジタル視覚効果が隆盛のこの時代に“実際にそこにあるものをカメラで写し取る”伝統的なスタイルでSF映画を完成させたことも興味深い。「撮影中に屋外のロケーションを懐かしんだりすることはありませんでした。そもそも自然光が存在しない宇宙船という空間での物語ですし、シナリオどおりに設計されたセットにおいて、昼も夜も自分たちが作り出した光の中で作業を行うことに大きな喜びを感じました」。そう語る監督は「視覚効果を使うという発想すらありませんでした。私はただ自分が作りたい映画を作り、宇宙船における人間の存在について語りたかっただけなのです」という。

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