2019/04/20 08:50

大島渚の妻・小山明子が夫の監督作での撮影秘話あかす

大島渚監督との撮影秘話を語った小山明子
大島渚監督との撮影秘話を語った小山明子

 故・大島渚監督の映画『夏の妹』が19日、沖縄県で開催中の「島ぜんぶでおーきな祭 第11回沖縄国際映画祭」で上映され、本作に出演した小山明子、石橋正次、そして桂文枝、上原直彦が上映後のトークショーに登場した。

 本作は、沖縄が本土に復帰した1972年に公開された、沖縄を舞台にオールロケが敢行された作品。栗田ひろみが演じたヒロイン・菊池素直子(すなおこ)がひと夏の沖縄への旅で人々と出会う様子を映しだし、「日本と沖縄」の関係が描かれる。

 小山は「浦島太郎みたいな気分です。映画『夏の妹』は返還から2年後に撮影をしたんですが、初めて沖縄に来たのは、パスポートが必要でドルが必要だったんです。それから、なかなか二人で旅行ができなかった大島と、亡くなる前に沖縄旅行をしたのは忘れられない思い出です」と沖縄への思いを振り返った。

 また、「映画の中ではかわいかったかもしれませんが、今やすっかりおじいちゃんです」と照れ笑いした石橋は、24歳だった撮影当時を降り返りながら「まるでお茶のようにお酒を飲みながら撮影していた大島監督が僕は怖くて仕方がなかった」と告白。小山は「創造社(大島監督のプロダクション)の皆さんは妖怪ですから(笑)。わたしや石橋さんやひろみちゃんは飲まない派でしたよね。あの人たちの飲み方はすごかった」と裏話を明かす一幕も。

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