2019/04/23 09:05

ポン・ジュノ監督、新作に「寄生虫は登場しません」と呼びかけ

『寄生虫』韓国版ポスタービジュアル 提供:CJエンターテイメント
『寄生虫』韓国版ポスタービジュアル 提供:CJエンターテイメント

 『殺人の追憶』『母なる証明』などのポン・ジュノ監督の新作長編映画『寄生虫(韓国題の日本語訳)』の制作報告会見が22日韓国・ソウル市内のホテルで行われ、監督をはじめ、ソン・ガンホ、イ・ソンギュン、チョ・ヨジョン、チェ・ウシク、パク・ソダム、チャン・へジンら出演者が出席。登壇するなりポン監督は「この映画のタイトルは『寄生虫』ですが、寄生虫は登場しません。見ればわかりますが、衛生的な映画です」と呼びかけ、会場の笑いを誘った。

 映画『寄生虫』は、失業中のギテク(ソン・ガンホ)の長男ギウ(チェ・ウシク)が、家庭教師の面接を受けるためにグローバルIT企業のパク社長(イ・ソンギュン)の家に足を踏み入れるところから物語が始まる。韓国版のポスタービジュアルは、登場人物に目隠しの加工が施されたショッキングな画となっている。

 本作についてポン監督は「2014年の寒い冬に思いついた。富裕層とそうでない階層の人間はすみ分けができていて、互いの生活では接点がまずない。息子が家庭教師をすることで、接点のない二つの家族が関係を持ち、境界が崩れていくさまを描いてみたかった。非常に韓国的な内容であり、海外の人には100%理解できない部分もあると思うが、貧富の差はどこの国にもあるので共感を得られると思う」と着想のきっかけを説明。「自分の中では最新作が常に最高作品」と自信も。

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