2019/04/26 23:42

チェルノブイリ原発事故を描いたテレビシリーズ、主演俳優が明かす

難役に挑んだジャレッド・ハリス
難役に挑んだジャレッド・ハリス

 映画『コードネーム U.N.C.L.E.』、テレビシリーズ「ザ・クラウン」のジャレッド・ハリスが、主演を務めたHBOの新作テレビミニシリーズ「チェルノブイリ(原題)/ Chernobyl」について、4月23日(現地時間)、ニューヨークのAOL開催イベントで語った。

 1986年4月26日、ソビエト連邦(現ウクライナ)のチェルノブイリ原子力発電所4号炉で起きた事故は、未曾有の人的被害をもたらした世界最悪の原発事故となった。そんな悪夢ともいえる悲劇の真相を突き止めるために、政府から派遣された科学者ヴァレリー・レガソフ(ジャレッド)が、原発事故の調査委員会責任者として立ち上がる。ステラン・スカルスガルド、エミリー・ワトソンらが脇を固め、テレビシリーズ「ブレイキング・バッド」のエピソード監督ヨハン・レンクがメガホンを取った。

 演じた科学者のヴァレリーについて、ジャレッドは「ヴァレリーは実在した人物で、(チェルノブイリ原子力発電所で)何が起きたのか、どれくらい悪い状態にあるのか、そしていかにこの状態から復興していくのか、(原発事故の調査委員会責任者として)それらすべてに責任を持つことになるんだ。いかに復興していくかは、当時とても難しい問題だったよ。あの地で、あの時まで過去に原発事故はなかったし、周りの地域に放射性物質を放出していたため、原発事故後の復興のための詳細な計画が練られていなかったからね。そして、彼はある意味、ギリシャ神話のトロイのカサンドラ(凶事の預言者)みたいになってしまうんだ。原発事故の調査委員会責任者として真実を提供するものの、それは一般の人たちにとっては、聞きたくない情報でもあるからね」と説明した。

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