2019/05/18 09:00

ルネ・クレールの名作『巴里祭』『リラの門』4Kデジタル・リマスター版予告公開

初期の名作『巴里祭』(C)1933 ー TF1 DROITS AUDIOVISUELS
初期の名作『巴里祭』(C)1933 ー TF1 DROITS AUDIOVISUELS

 フランスの巨匠ルネ・クレールの生誕120周年を記念し、6月22日より4Kデジタル・リマスター版で上映される『巴里祭』(1933)、『リラの門』(1957)の予告編が公開となった。

 『巴里の屋根の下』(1930)、『そして誰もいなくなった』(1945)などで知られ、チャールズ・チャップリンや小津安二郎ら世界の映画作家に影響を与えてきたクレール監督。初期作『巴里祭』と、円熟期の『リラの門』の舞台はいずれもパリ。

 『巴里祭』は、革命記念日前日の物語。ひそかに惹かれ合っていたタクシー運転手ジャンと花売り娘のアンナのすれ違いの恋を、モーリス・ジョベールの音楽にのせて描く。“翼をなくした天使”とも呼ばれる主演女優アナベルの可憐な魅力が光る。

 戦後に公開された『リラの門』は、負傷した殺人犯を匿うことになった、ろくでなしだが人のいいジュジュと、友人の音楽家が織りなすおかしく切ない人情劇。『天井桟敷の人々』の名優ピエール・ブラッスール、シャンソン歌手ジョルジュ・ブラッサンスの掛け合いが見ものだ。

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