2019/05/23 21:41

グザヴィエ・ドラン「母親&ゲイ」がテーマと言われることに違和感【第72回カンヌ国際映画祭】

表情がクルクル変わる! - 公式会見でのグザヴィエ・ドラン Ian Langsdon / EPA-EFE / Pool / Getty Images
表情がクルクル変わる! - 公式会見でのグザヴィエ・ドラン Ian Langsdon / EPA-EFE / Pool / Getty Images

 現地時間23日、第72回カンヌ国際映画祭でコンペティション部門に出品されている映画『マティアス・アンド・マキシム(英題) / Matthias And Maxime』の公式会見が行われ、主演・監督・脚本・編集・製作を務めたグザヴィエ・ドラン(『たかが世界の終わり』『Mommy/マミー』)が出席し、友情がテーマという本作について語った。

 物語は、幼なじみで親友同士のマティアスとマキシム(ドラン)の関係が、頼まれて出演した学生映画でキスシーンを演じたことから不確かなものになるさまを描いた本作。弱冠20歳でカンヌでの鮮烈なデビューを飾ったドランも30歳に。「もちろんそれまでにも友達はいたけど、20代後半でグループでの友情というものを知った」という彼が、友人グループのエネルギーに満ち満ちた会話とともに、友情の強さを描いている。

 常に新しいテーマを掘り下げたいと思っているというドランは、「多くの人が僕に『あなたの映画のテーマは母親とホモセクシュアリティですね』って言ってくるけど、母親は誰にもいるじゃないか。誰もが母親から生まれたわけだ。母親、女性は独自の強さや問題を抱えていて、映画の中で掘り下げるのは素晴らしい人物」と母親との関係が彼の作品群のテーマと言われることに違和感を抱いている様子。「この映画はゲイについてではなく、人生について描いている。ところで、僕たちは“ヘテロセクシュアル映画”というくくりはしないよね。『素晴らしいヘテロセクシュアルのラブストーリーを観たんだ』とは言わない」とクルクル表情を変えながらちゃめっ気たっぷりに指摘する。

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