2019/06/20 23:02

天皇の戦争責任に迫る過激なアナーキストを追った衝撃のドキュメンタリー

原一男監督
原一男監督

 『全身小説家』『ニッポン国VS泉南石綿村』などを手がけたドキュメンタリーの巨匠原一男が、6月7日(現地時間)、ニューヨーク近代美術館(MoMA)で上映された1987年公開のドキュメンタリー映画『ゆきゆきて、神軍』について語った。

 天皇の戦争責任に迫る過激なアナーキスト・奥崎謙三氏を追った衝撃のドキュメンタリー。神戸市で妻とバッテリー商を営む奥崎氏は、第二次世界大戦中にかつて自身が所属していた部隊で、終戦後23日も経ってから、“敵前逃亡”の罪で上官により二人の兵士が射殺されたことを知り、遺族と共にその真相究明に乗り出す。戦後36年目にしてはじめて、生き残った元兵士たちの口から驚くべき事件の真実と戦争の実態が明かされる。

 今作は、もともと今村昌平監督が手がける予定だったそうだ。「昭和天皇パチンコ狙撃事件を起こし、裁判をしていた奥崎謙三という人を、今村さんは映画にしようとしていました。でも、映画化もテレビ放映も難しく、断念せざるを得なかった。それから10年が経って、たまたま僕が今村さんの作品の撮影助手をしていた時、今村さんに『面白い映画を作りたいんですよね』と言うと、彼は『おお、そうかい。面白い男がいるから、紹介してあげるよ』と言われ、奥崎さんに会いに行ったのが始まりでした」と奥崎氏に会う経緯を語った。

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