2019/06/27 17:05

全米監督組合賞、劇場公開と同日配信される映画の締め出しを発表

前回のDGA賞受賞者は『ROMA/ローマ』のアルフォンソ・キュアロン監督(右) Frazer Harrison / Getty Images
前回のDGA賞受賞者は『ROMA/ローマ』のアルフォンソ・キュアロン監督(右) Frazer Harrison / Getty Images

 全米監督組合(DGA)が現地時間26日、アカデミー賞の前哨戦として注目されているDGA賞長編映画部門におけるルールの変更を発表した。次の第72回から、劇場公開と同日にストリーミング配信される映画は応募資格を失う。

 今回の変更は理事会にて満場一致で決定。部門の名称も“劇場公開映画”であることを強調した「Outstanding Directorial Achievement in Theatrical Feature Film(劇場長編映画における優れた監督の業績)」に変更された。DGAの代表であるトーマス・シュラムは「DGAは誇りを持って、最初に映画館で公開されるということが、わたしたちの長編映画賞における特有の要素であると断言します。フィルムメイカーたちは映画館での映画体験を意図して映画を制作しており、われわれは映画館が果たしている重要な役割を祝福しています」と声明を発表した。

 今年2月の第71回DGA賞長編映画部門で受賞したのは、『ROMA/ローマ』のアルフォンソ・キュアロン監督だ。『ROMA/ローマ』はストリーミング大手のNetflix映画ということで、アカデミー賞をはじめとした賞レースで論争を巻き起こしたが、ストリーミング配信開始に先んじて劇場公開されていたため、新ルールの下でもDGA賞へのノミネート資格はあることになる(※Netflixはそれまで、劇場で公開する作品は同日にストリーミング配信も開始してきたが、『ROMA/ローマ』ではその方針を変更していた)。

 また、劇場公開と同時にストリーミング配信される映画がノミネート資格を失うのは「長編映画部門」においてであり、「初監督映画部門」においては今回の新ルールは適用されない。(編集部・市川遥)

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