2019/07/20 09:05

『存在のない子供たち』レバノンでは反応真っ二つ 監督が訴える中東の悲劇

『存在のない子供たち』より (C) 2018MoozFilms / (C) Fares Sokhon
『存在のない子供たち』より (C) 2018MoozFilms / (C) Fares Sokhon

 わずか12歳で両親を告訴したレバノン人少年の壮絶な生きざまを描き、第91回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた『存在のない子供たち』が本日(7月20日)より公開される。520時間もの間カメラを回し、本作を完成させたレバノン出身のナディーン・ラバキー監督が来日し、戸籍を持たない子供たち、貧困、移民など中東の深刻な問題を訴えた。

 本作は、中東の貧民窟で暮らす少年ゼイン(ゼイン・アル=ラフィーア)が、「自分を生んだ罪」で両親を訴える裁判シーンから幕を開け、彼の身に何が起きたのかをさかのぼっていく。ゼインは、両親が出生届を出さなかったために自分の年齢を知らず、学校に通うこともできず、路上で物を売ったり幼い妹や弟の面倒を見たり、朝から晩まで働き詰めだ。そんな彼にとって唯一の安らぎだった妹サハル(シドラ・イザーム)が、親子ほど年の離れた男性と結婚させられてしまったことから、さらなる悲劇が始まる。

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