2019/07/25 16:05

中国の名匠ジャ・ジャンクー監督、新作は一組の男女の17年愛

ジャ・ジャンクー監督&チャオ・タオ
ジャ・ジャンクー監督&チャオ・タオ

 中国の名匠ジャ・ジャンクー監督が25日、都内で映画『帰れない二人』の来日記者会見を行い、集大成となる最新作に対する思いを語った。会見にはジャ監督の公私にわたるパートナーで主演のチャオ・タオと、市山尚三プロデューサーも出席した。

 カンヌ、ベネチア、ベルリンと世界三大映画祭の常連監督として国際的に評価されるジャ監督の新作は、大きな変化を迎えた21世紀の中国を背景に、一組の男女の17年に及ぶ愛を描いた物語。会場に現れたジャ監督は「新作を持ってきて、日本で披露することができてうれしく思います。配給のビターズ・エンドは(長編デビュー作)『一瞬の夢』から私の作品を配給してくれています。そのことにとても感謝しております。今日はようこそ来てくださいました」とあいさつ。

 21世紀の中国が経験した歴史を背景とした本作は、ジャ監督にとって集大成となる作品だ。「今、中国は激烈な変化に見舞われています。社会全般が平穏であるとは限りませんが、経済の変化、政治の変化が直接影響していく中でどう生きていくのかを振り返る必要があった」と切り出したジャ監督は、「その方法として、マクロな視点で、長いスパンで人間を観察することが必要だと思った。そのために17年を見つめるということが必要だった。そしてなぜ物語の語りはじめに2001年を選んだのかというと、ちょうど古いものから新しいものへと移り変わるターニングポイントだったからです」と説明。2001年が、WTO(世界貿易機関)への加入、北京オリンピックの決定、インターネットの流入があったことも大きかったといい、「大きなライフスタイルの変更が、我々の心の中の変化にも影響を与えた」とジャ監督は指摘する。

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