2019/09/02 06:11

是枝裕和監督、映画祭で確認する「大きな映画」の中の自分【第76回ベネチア国際映画祭】

 「映画祭の哲学とか参加する側の思惑によって変わってきますが、映画祭側は2019年の現時点での映画の世界地図、映画が今世界でどういう風につくられているという世界地図を描こうとコンペ作品を選んでいると思います。そして映画祭はお祭りなんです。お祭りの最後にその地図を一列に並べ直して順番をつけるということをイベントとしてやっているくらいの意識です。お祭りの『本質』とは僕は関係ないと思っています」

 日仏合作の『真実』には、カトリーヌ・ドヌーヴ、ジュリエット・ビノシュ、イーサン・ホークといった世界の名優たちが参加している。国民的女優のファビエンヌ(ドヌーヴ)とその娘で脚本家のリュミール(ビノシュ)の2人を中心にした家族の物語で、是枝監督は脚本も担当した。セリフがフランス語の同作はベネチア映画祭ではイタリア語と英語の字幕とともに上映され、散りばめられたユーモア、練り上げられた脚本が各国から集まった映画ファンを一つにし、魅了していた。(編集部・海江田宗)

第76回ベネチア国際映画祭は現地時間9月7日まで開催

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