2019/09/27 10:05

池松壮亮、「未来は明るい」という言葉の矛盾と戦い続ける

「宮本の一言、一言すべてが理解できる」池松壮亮 写真:日吉永遠
「宮本の一言、一言すべてが理解できる」池松壮亮 写真:日吉永遠

 静かな佇まいの中に、驚くほどの情熱を秘めた俳優・池松壮亮。最新作『宮本から君へ』(全国公開中)では、人生負けっぱなしでも、どこまでも愚直に生きる主人公・宮本を体当たりで演じている。『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』『斬、』など邦画界に強烈な爪痕を残す作品に立て続けに出演し、若手俳優のトップランナーとなった彼が「今、どうしても時代や人々の心に余裕があるようには思えない。だからこそ一本一本こだわって映画を発表していきたい」と映画に託した思いを語った。(取材・文:成田おり枝)

 1990年に連載がスタートした、新井英樹の伝説的コミックを真利子哲也監督が映像化した本作。宮本が営業マンとして奮闘する“サラリーマン篇”を描き反響を呼んだドラマ版に続いて、劇場版では宮本と恋人の靖子(蒼井優)が“究極の愛の試練”にぶち当たる様を映し出す。

 連載当初は、暑苦しいほどにまっすぐな宮本の生き方を嫌う人も多かったというが、約7年前、22歳の頃に原作を読んだ池松は「とんでもなく食らってしまった」と大きな衝撃を受けた。「当時のマネージャーが“宮本”という名前だったんですが(笑)、宮本さんに『とんでもなく食らっちゃったんだけど、この漫画、知っている?』と聞いたら、ちょうど(オファーの)お話が来ていて。実現するまでに結構な時間がかかってしまったんですが、なんとか早くやらなければと思っていました」

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