細野晴臣、星野源は「息子みたいな感じ」
伝説的バンド「はっぴいえんど」や「YMO(YELLOW MAGIC ORCHESTRA)」で知られ、今年デビュー50周年を迎えた音楽家・細野晴臣が2日、都内にて、自身の軌跡をたどる初のドキュメンタリー映画『NO SMOKING』(公開中)の公開記念舞台あいさつにサプライズで登場。「自分が出ている映画はあんまり観たくない。でも目をつむって音を聴いていたら、なかなかうまくできているようです」と照れながらも公開を喜んだ。
1969年に小坂忠らの「エイプリル・フール」でデビュー後、大瀧詠一、松本隆らと日本語ロックに革命をもたらした「はっぴいえんど」を結成。坂本龍一、高橋幸宏と組んだYMOでは世界的ブレイクを果たした。多岐に渡るソロ活動に加え、80年代には松田聖子や中森明菜の楽曲を手がけたほか、近年では映画『万引き家族』の音楽を担当するなど、日本ポピュラー音楽史に欠かせぬ足跡を残してきた細野。本作は、そんな稀代の音楽家の半生を、幼少期から貴重な映像とインタビューで振り返る。