2017/12/06 06:00

死後に行くのが花畑じゃつまらない!? 『DESTINY 鎌倉ものがたり』の山崎監督が考える“理想的な”黄泉の国とは

■「死」をもっとカジュアルなものにしたかった


──「死者を救いに行く」ストーリーの最初の着想はどこにあったのでしょうか?


山崎貴監督(以下、山崎):映画を制作するにあたり、原作『鎌倉ものがたり』を読んで自分の気持ちに迫った話をたくさんメモしていったんです。その中で、この物語が持つ1つの大きな魅力は「死者との距離」だと感じました。


『死』って日本ではタブーというか厳粛なものじゃないですか。でも、この原作では死というものはみんなが泣き叫ぶような大きな出来事ではなくて、亡くなった方も普通に暮らしているし、「死んでこうなっちゃったんですよ」という話が多い。死というのはもうちょっとカジュアルでも良いのではないかと思って。そういった独特な死との距離感をテーマに映画を作りたいと思ったんです。


──映画に出てくる死者の世界「黄泉の国」は、入り組んだ温泉街のような風景や、先に死んでしまった家族との再会を喜ぶ人の姿が印象的でした。

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