2018/04/06 07:00

新時代の到来を感じさせる天才映像作家 岩切一空監督が新作『聖なるもの』を語る

 2017年度(第58回)日本映画監督協会新人賞を受賞、最新作『聖なるもの』が若手監督の登竜門として知られる「MOOSIC LAB 2017」において【長編部門】グランプリに輝くなど、その類い稀なる才能が映画業界を震撼させている岩切一空監督。一筋縄ではいかないストーリー展開や映像美について、今もっともメジャーに近い天才映像作家の素顔に迫る。

名前の由来は、イタリア語の「島」


――幼い頃に持っていた将来の夢は?

 ある日、雲を見たときから、羊になりたいと思っていました。もともと、豚などの四足歩行の動物が好きで。食べて、寝て、愛されて、草原にいる姿がとても幸せそうだったんですね。その後も、満員電車が苦手なので、普通の会社員になるのは難しそうだとは思っていました。

――一空(いそら)という珍しい名前の由来について教えてください。

 父親がもともとずっとイタリアで働いていて、その関係で僕も少しの間イタリアに住んだりしていました。何かとイタリアと縁があったのですが、そのせいか「ISOLA」というイタリア語で「島」を意味する言葉からつけられました。

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