2014/07/21 16:00

やくざ、裕次郎、安倍晋太郎、そして池田大作……なべおさみの昭和“裏”交遊録

 近年、反社会的勢力に対する世間の目は、かつてよりもはるかに厳しくなった。以前は、表社会と裏社会とのつながりは暗黙の了解とされていたものの、現在では、暴力団とのつながりが露見すると、たちまち大問題に発展してしまう。それは、暴力団と親密な関係を保ってきた芸能界でも変わらない。島田紳助が引退を決めた理由も、暴力団関係者との「黒い交際」だった。

 そんなご時世において出版された、俳優・なべおさみの半生を振り返った著書のタイトルが『やくざと芸能と』(イースト・プレス)だ。なべが、半世紀にわたる芸能活動で親交を深めた、芸能人ややくざ、そして政治家から宗教家などとの関係を赤裸々に語り尽くしている。

 高校生の頃には、すでにいっぱしの不良として銀座を仕切っていたなべ。住吉会系集団「銀座警察」のやくざや、「銀座の二郎」の異名を取った直井二郎、安藤組の大幹部・花形敬などと交流を持ち、極道への憧れを募らせていった。だが、彼が選んだのは「ヤクザ」ではなく「ヤクシャ」の道。安藤組が襲撃事件を起こした現場に駆けつけた際、放送作家・三木トリロー事務所の看板を見つけ、思わずそのドアを叩いたことから芸能界に足を踏み入れることになる。

今日の運勢

おひつじ座

全体運

目的が同じ仲間を集めて、グループ活動を始めてみよう。趣味の...もっと見る >