2017/06/17 22:00

「死んでも契約解除できない」漫画家・佐藤秀峰がkindleを訴えた裏側を語る

 今ではごく当たり前に書籍や漫画、専門書まで読めるようになった電子書籍。その一方で作家と配信側との契約トラブルが後を絶たない。勝手に商品を削除するなど、横暴ともいえる電子書籍配給側のやり口に、あの男が動いた。『ブラックジャックによろしく』や『海猿』で知られる漫画家の佐藤秀峰氏だ。

 このたび佐藤氏が上梓した『Stand by me 描クえもん』では、新人漫画家の主人公にそんな業界のありとあらゆる理不尽が降りかかる。先日、kindleを運営するAmazonを提訴した佐藤氏だが、電子書籍が台頭した昨今をどう見つめるのか。


――過去に佐藤さんが著した『漫画貧乏』を読んだ時のことを思い出しまして、あそこで扱ったことを、実際に漫画化した印象を受けました。デビュー当時から漫画家の実情を発信することに、こだわり続けている理由をお聞かせください。

佐藤秀峰(以下、佐藤) 漫画家の実情を描いているという部分は確かに共通しているかもしれませんね。自分のいる業界にまったく疑問を感じないという人はいないと思うんです。だけど、大抵は自分の名前で問題提起しませんよね。それで自分の立場を危ういものにしたくないし、漫画家だったら仕事を干されても困ります。だから、折り合いをつけていくのが大人なのでしょうが、僕は子どもなので。

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