2017/07/16 15:00

個人的な記憶が染みついた、70枚70通りのTシャツ物語『捨てられないTシャツ』

 Tシャツの捨て時とは、いつなのか?

 首元がよれよれになって破れたり、イラストがはげたり、「あまりにも」みすぼらしくなった時だろうか。Tシャツは、そう高い代物ではないにもかかわらず、何年も捨てられないことがよくある。

『捨てられないTシャツ』(筑摩書房)は、都築響一氏の有料週刊メールマガジン「ROADSIDE’ weekly」上で毎週連載されていた記事をもとに構成された1冊だ。

 都築氏はTシャツについて、いつ頃からか、こんなことに気づく。通常、ファッションは値段が高かったり、有名ブランドだったり、誰が見ても「ヨシ」とされるものがリスペクトされるワケだが、Tシャツは違う。「誰も見たことないもの」や、「ヨシなのかダメなのか判断に迷う」ほうがリスペクトされたりする。そして、「ヨシなのかダメなのか判断に迷う」Tシャツには、着用する本人の確固たる意思や、根拠のない自信、なによりも個人的な記憶が染みついていることが多々あるのだ。

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