2017/08/21 18:00

戦国史上最大の決戦に見る日本社会の原風景とは? “三成”加藤剛vs“家康”森繁の超豪華版『関ヶ原』

 司馬遼太郎原作、原田眞人監督の映画『関ヶ原』が8月26日(土)から劇場公開される。1600年に石田三成を中心にした西軍と徳川家康率いる東軍とが激突した戦国史上最大の野戦として知られる関ヶ原の戦いは、両軍合わせて20万人近くが動員されたスケールの大きさから映像化は困難とされてきた。NHK大河ドラマ『真田丸』では、関ヶ原での決戦シーンはわずか1分足らずで済まされてしまったほど。真っ正面から描くことが難しいこの題材を、『クライマーズ・ハイ』(08)や『日本のいちばん長い日』(15)など群像劇を得意とする原田監督は、三成=岡田准一、家康=役所広司というキャスティングで映画化に漕ぎ着けている。だが、司馬遼太郎の『関ヶ原』の映像化はこれが初めてではない。1981年にTBSが三夜連続でドラマ化しており、TBS版『関ヶ原』は“奇跡のキャスティング”と謳われるほどの超オールスターキャストだった。

 天下人・豊臣秀吉の没後、豊臣政権を守るために立ち上がる石田三成に、当時42歳で三成とほぼ同年齢だった加藤剛。そして三成の片腕となる侍大将・島左近に三船敏郎。TBS時代劇『大岡越前』でおなじみだった加藤剛と黒澤映画で大活躍した国際派スター・三船敏郎がタッグを組むという贅沢な顔合わせだった。豊臣方の大名たちを籠絡してしまう古狸の徳川家康には、日本芸能界のドン・森繁久彌。そして、家康の腹心の部下・本多正信には演技派・三國連太郎(佐藤浩市のパパ)。この2人が耳打ちしているだけで、物凄く腹黒い陰謀が張り巡らされているような気がしてならない。加藤剛&三船敏郎vs森繁&三國連太郎という、原作小説のイメージにとても忠実な配役。映画版では有村架純が演じた三成の愛妾・初芽には、当時28歳だった松坂慶子が起用され、加藤剛とのベッドシーンを演じている。

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