2017/08/31 23:30

美しい作品愛の世界……大幅乱丁で回収中! 宮谷一彦『ライク ア ローリング ストーン』に誰も怒っていない

 誰一人、この大きなミスを怒っていない。それは、作品力ゆえなのだろうか。

 8月1日に刊行された宮谷一彦『ライク ア ローリング ストーン』(フリースタイル)が、出版社のミスで1話分丸ごとページが入れ替わっていたことが発覚。出版社は回収・交換を告知している。

 宮谷一彦は、1960年代後半に先進的な作品を描き、大友克洋をはじめとする次の世代に多大な影響を与えたとされるマンガ家。スクリーントーンを削って表現する技法を確立したのは、宮谷であるとされている。

 そうしたうんちくはともかくとして、宮谷の作品は異常な熱気を持っている。現代、その作品を読むと描かれている熱気に違和感を持つかも知れないが「なんだか、とにかくスゴイ」作品となっているのである。

『ライク ア ローリング ストーン』は、そんな宮谷の代表作とされながらも、今まで単行本化がなされていなかった作品。すでにイーブックにおいて電子書籍化は果たされていたが、紙の単行本で刊行されたことはなかった。もし、紙で読みたいとすれば、掲載されていた雑誌「COM」の当該号を入手するしかなかったのである。

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