2017/10/21 19:00

登場人物全員悲劇! 全員号泣! 伝説の体操マンガ『空のキャンバス』が重すぎる……

 日本を代表する男子体操選手といえば内村航平、そして白井健三。白熱する2人のライバル関係もあり、2020年の東京オリンピックに向けて、体操ニッポンの活躍が大いに期待できるところですが、マンガの世界で男子体操マンガっていうと……正直ほとんど思いつきません。しかしただ一つ、突き抜けた存在の作品がありました。

 そう、男子体操マンガの金字塔といえば、今泉伸二先生の『空のキャンバス』をおいて他にないのであります。「週刊少年ジャンプ」(集英社)誌上において、1986年から87年にかけて連載され、連載期間こそ長くないものの、なんの予兆もなく突如として登場した体操マンガは、その感動的ストーリーでジャンプ読者に多大なインパクトを残しました。

『空のキャンバス』の凄さは、男子器械体操という競技の地味さを補うかのように徹底的に盛り込まれた「泣き」要素にあります。主人公の北野太一やその周囲の登場人物に、これでもかと言わんばかりに次から次へと襲いかかる苦難。そして作品終盤では、ページをめくるたびに誰かが号泣しているという……これほどまでに暑苦しく息苦しく、あざといまでにお涙頂戴な展開のマンガは、ジャンルに関係なく、なかなかお目にかかれるものではありません。

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