2017/09/08 19:27

真木よう子を窮地に追いやった、『セシルのもくろみ』放送中の前代未聞“騒動”を振り返る

 低視聴率とドラマ以外の騒動で注目を集めた、真木よう子主演のフジテレビ系連続ドラマ『セシルのもくろみ』(木曜午後10時~)最終回(第9話)が9月7日に放送され、視聴率は4.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と爆死し、寂しく幕を閉じた。

 初回で、いきなり5.1%とつまずき、第2話では4.5%と早くも5%割れ。その後も、第3話は4.8%、第4話は4.4%、第5話は3.8%、第6話は3.7%、第7話は4.4%と低迷。第8話では、一連の騒動効果があったのか、自己最高の5.3%まで数字を上げたものの、最終回は3番目に低い数字まで落ち込んだ。全話平均は4.5%となり、民放プライム帯の連ドラの中で平均視聴率が5%に届かなかったのは、今年1月期の小雪主演『大貧乏』(フジテレビ系)の4.99%以来の惨事となった。

 『セシルのもくろみ』は、おしゃれにまったく興味がなかった体育会系の普通の主婦・宮地奈央(真木)が、ファッション雑誌「ヴァニティ」の編集デスク・黒沢洵子(板谷由夏)に読者モデルとしてスカウトされ、一流のモデルへと成長を遂げる姿を描いた作品。

 最終回では、「ヴァニティ」を辞めた黒沢が、元カバーモデルのハマユカこと浜口由華子(吉瀬美智子)を編集者として招き、新雑誌「ジョワイユ」の創刊準備を始め、宮地に「新雑誌のカバーモデルになってほしい」と声をかける。「ヴァニティ」はハマユカが卒業して、編集長が替わり、路線を変更。元ナンバー2の安永舞子(長谷川京子)がカバーモデルになったが、売り上げが急落。新編集長と安永はスタッフとモデルを前に謝罪し、旧来の“読者共感路線”に戻すことを宣言する。悩んだ末、宮地は「ヴァニティ」に残る決断をし、安永と二枚看板となって、ファッションショーのランウェイにたどりつくというストーリーだった。

 2年ぶりの連ドラ主演となった真木は、6月にTwitterを開設し、ドラマを必死でPR。寄せられたコメントに返信するなど、当初は“神対応”と称された。ところが、「東京スポーツ」が8月20日発行の紙面で、「(第5話の)視聴率3.8%。こんなに視聴率が低いからぜひ、ドラマを見てください」とツイートしたと報道(真木本人は否定)。同紙によると、視聴率は調査するビデオリサーチ社が管理し、契約会社だけに配布する資産であり、何の断りもなく、視聴率データを個人のTwitterで公表したのは問題で、フジの編成幹部が同社の本社まで謝罪に出向く事態にまで発展したという。この行為でスポンサーの信頼を失ったため、同ドラマは打ち切りに向けた協議が行われており、“ヤバい女優”とのレッテルを貼られた真木は“女優廃業危機”とまで報道されてしまった。

 また、真木は同25日、広く一般から資金を調達するクラウドファンディングの専用サイト「CAMPFIRE」を利用してフォトマガジンを自主制作し、12月に開催される「コミックマーケット93」に参加することを表明。だが、自費出版が原則のコミケにおいて、800万円という高額の支援を求めたため、コミケファンから批判が噴出。同28日にコミケへの参加を撤回し、同30日にはフォトマガジン出版企画自体も中止した。

 さらに、真木は同29日に予定されていたドラマの撮影を体調不良でドタキャンし(同30日には参加)、ドラマが事実上打ち切りになったことが報道されるなど、大騒動に発展。真木は同29日にTwitterのアカウント名を「????騙された????」と変更し、非公開設定にした後、アカウント自体を削除した。同31日には、所属事務所FLYING BOX公式サイトで、「この度、私が起こしてしまいました事柄により、皆さま方に多大なるご迷惑とご心配をおかけしてしまいました。大変申し訳ございませんでした。どなたのせいでもなく、私自身の軽率さと、馬鹿さが原因だと猛省しております。よくよく自分を見つめ直し、反省し、出直したく改めてお詫び申し上げます。今後は原点に戻り、精進していく覚悟でございます」などと謝罪文を掲載する事態になったのだ。

「ドラマ自体は原作人気、企画、脚本、演出、キャスティングの問題がありますから、低視聴率でも、一概に真木を責めることはできません。ただ、真木が数字を持っていないことはハッキリしました。Twitterの開設はドラマの宣伝をするためで、『東京スポーツ』の報道には同情の声も聞かれます。ただ、コミケ騒動については、完全な空回り。“問題児”とのレッテルを貼られてしまっただけに、当面起用する局はないでしょうね。ゴールデン/プライム帯の連ドラ主演となると、もう難しいかもしれません。ただ、低視聴率は制作側にも多分に責任がありますし、フジはリベンジの機会を与えてあげるべきでは? 女優生命を絶たれることは、さすがにないでしょうが、しばらく干される可能性はありますね」(テレビ関係者)

 今年10月に公開される、新垣結衣&瑛太主演映画『ミックス。』、来年5月公開の役所広司主演『孤狼の血』に出演が決まっている真木だが、ドラマのオファーに関しては、騒動のほとぼりが冷めるまで、待つしかないだろう。
(田中七男)

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