2017/06/15 07:00

独身アラフィフ男性ライターが見た『ジーサンズ はじめての強盗』と“最後にひと花”映画たち

ロサンゼルス在住ライター=鈴木淨/Avanti Press

80歳オーバーの3人が人生最後の賭けとばかりに銀行強盗を企てる映画『ジーサンズ はじめての強盗』(6月24日に日本公開)は、タイトルもすごいが、主演の“ジーサン”たちが全員アカデミー賞受賞者(モーガン・フリーマン、マイケル・ケイン、アラン・アーキン)であるなど、キャストも豪華。

老後の年金、住宅ローン、病気といった、やがて誰もが直面する社会的問題を扱った同作を、独身アラフィフ男性ライターの記者が、ひと足先に鑑賞した。

ちなみに、我々の世代が学生時代の友人と飲んでいると、話題はもっぱら親と自分たちの体調について。そして酔いが進むにつれ、誰かがつぶやく定番の言葉がある。「もうひとつ、何かやりたいなあ」。もちろん、「リタイアするまでに」あるいは「死ぬまでに」という意味だ。

人生最後の大勝負!「俺たちの年金を取り戻そう」

ウィリー、ジョー、アルの3人は40年以上も真面目に働いた会社から見放され、突然、年金を打ち切られる。さらに、住宅ローンが急に3倍になったり、医者から重い病気を告げられたりとトラブル続き。崖っぷちに立たされたジーサンたちは、家族や仲間と平穏な余生を過ごしたい、デザートに甘いパイぐらい食べたい、といったささやかな願いを叶えようと、銀行強盗を企てる。「俺たちの年金を取り戻そう」――。

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