2017/08/04 07:00

過激すぎて批判殺到!? “性暴力”の被害者のトンデモナイ復讐劇『エル ELLE』

『氷の微笑』(1992年)や『スターシップ・トゥルーパーズ』(1997年)、既存の映画の常識を徹底的に破壊する作風で全世界に衝撃を与えてきたポール・ヴァーホーヴェン監督。あらゆる意味で「お騒がせ」な監督だが、8月25日(金)から公開される久しぶりの新作『エル ELLE』は、フランス映画として制作した。フランスを代表する女優イザベル・ユペールを主演に迎え、スキャンダラスなことこの上ない「女性映画」を作り上げた。本作はユペールがアカデミー賞主演女優賞にノミネートされ、ゴールデン・グロープ賞とセザール賞でそれぞれ2冠に輝く一方、そのあまりに過激な内容で、凄まじい賛否両論を巻き起こしている。

たったひとりで闘う女の暴走

映画はいきなり、ユペール演じるヒロインのミシェルがレイプされる場面からスタートする。全身黒ずくめの覆面男に犯された彼女は、ゲーム会社の社長。強引でワンマンなその経営手腕に恨みを抱いている社員も多い。また、彼女は幼少期にある事件に巻き込まれたことから、警察に対して不信感を抱いている。複雑な家庭環境でもあったため、独立独歩、己の才覚だけで生き抜いてきた。そんな、他人に依存しないライフスタイルを貫く女性が、もしも性暴力の被害に遭ったら? 本作は、その可能性をとことん突き詰め、途方もない結論にたどり着く。

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