2017/08/19 07:00

観たことないレベルの“超疾走音楽ムービー”『ベイビー・ドライバー』エドガー・ライト監督インタビュー

文=赤尾美香/Avanti Press

劇中音楽のビートとカー・アクションや会話が完璧にシンクロ

音楽なしには成立しない映画だ。しかもその音楽使いとびっきりカッコよくて、そのカッコよさに泣けるなんて、生まれてこのかた初めての経験だった。すでに全米では予想外の大ヒットを記録。批評家もファンも絶賛の声を惜しまない『ベイビー・ドライバー』は、観ないと“今に乗り遅れる”この夏必見ムービーなのだ。8月19日の日本公開に先立って来日したエドガー・ライト監督に、このたび、単独でインタビューすることができた。

幼い頃の交通事故の後遺症で耳鳴りが止まない主人公ベイビー(アンセル・エルゴート)。けれどiPodで大音量の音楽を聴くことで耳鳴りは止み、超絶ドライビング・テクニックが炸裂する。仕事は大物犯罪者に雇われた“逃し屋”。天才的な運転術で追っ手をかわし、銀行強盗を安全な場所へと逃がすのだ。そんなベイビーが恋をした。汚れ仕事は終わりにして、彼女との未来を夢見るベイビーのドライブが行き着く先は……。劇中音楽のビートとカー・アクションや会話を完璧にシンクロさせるなんて、一体誰が思いつくだろうか。全編に散りばめられた音楽は、各シーンの登場人物と同等の存在感を放ちながら、物語を牽引する。映画を観終わった後、思った。「これはライヴだ!」。本作をミュージカルになぞらえる人もいるが、筆者にとってはライヴ。そう感じられるほどの生々しいエキサイトメントが、ここにはある。

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