2017/08/28 07:00

頭蓋骨を引きずって“死の恐怖”と戦う!? エイリアンをデザインした画家の秘密

文=紀平照幸/Avanti Press

ある年代以上のロックファンだったら、H・R・ギーガーという風変わりな名前のスイス人を知ったのは、1973年に発表されたエマーソン、レイク&パーマーのアルバム「恐怖の頭脳改革」のジャケット画家としてのはずです。そこにはすでに頭蓋骨と神秘的な女性の顔、生体とメカニカルなものの融合という、彼の作風を代表するものが描かれていました。そしてその6年後、彼はリドリー・スコット監督の映画『エイリアン』のデザイナーとして世界的な名声を手に入れます。実際、『エイリアン』はSFとホラーの要素を合体させた優れた映画でしたが、もしあのエイリアンがギーガーの造形によるものでなかったとしたら、続編が何本も作られるようなヒットにはならなかったかもしれません。

好きだから描くのではない
絵にすれば恐怖を自分でコントロールできる

若き日のH・R・ギーガー

シリーズは現在も継続し、スコット自らの手による新作『エイリアン:コヴェナント』(9月15日公開)では、ついにその誕生の秘密が明かされることになるわけですが、それに先駆けて、9月2日からギーガー自身の生涯に迫るドキュメンタリー『DARK STAR/H・R・ギーガーの世界』が日本公開されます。独特な画風で知られる、この孤高のアーティストはどんな人物なのか? 彼自身が語る自らの生い立ちや、彼を支えた女性たち、関係者、スタッフの証言によって、その秘密の一端が明らかになっていきます。

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