2017/09/12 07:00

借金生活、度重なる落選、引きこもり…世界的画家・セザンヌが送った意外な“不遇人生”とは

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フランスを代表する画家・セザンヌの絵は知らなくても、彼の名を耳にしたことは誰もがあるのではないだろうか? それほど世界にその名が浸透している彼だが、実は成功とは程遠い人生を送っていた! 9月2日から公開の映画『セザンヌと過ごした時間』では、そんな天才画家の意外な不遇人生が描かれています。

名作『嘆きのテレーズ』『居酒屋』の原作者から見たセザンヌ

この作品では、ひとりの著名な作家の目を通して、画家・セザンヌが語られます。その人物は、エミール・ゾラ。マルセル・カルネ監督の映画『嘆きのテレーズ』(1953年)やルネ・クレマン監督の映画『居酒屋』(1956年)などの原作で知られる、フランス文学界を代表する作家です。セザンヌとゾラの出会いは、なんと少年時代。いじめられていたゾラを、セザンヌが助けたことに始まります。父親が銀行家で裕福なブルジョア家庭に生まれ育ったセザンヌに対し、ゾラは母子家庭で貧しい生活環境。まったく違った境遇にいた二人ですが、少年期の出会いから友情を育み、成人になると画家と作家として互いを刺激し合い、切磋琢磨し、40年以上も付き合いが続くことになります。もちろん映画ですので、現実のセザンヌを誇張した部分もあるのかもしれませんが、本作では、人間・セザンヌと芸術家・セザンヌの両面を熟知していたであろうゾラの視点によって、セザンヌの実像が浮き彫りにされています。

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