2017/12/18 17:00

山田裕貴インタビュー「どの現場でも役を生きる」映画『デメキン』

何が響くかを研究している

20代の俳優の層は厚い。そこから一歩抜きんでるためには、才能と努力だけでなく運まで味方にする必要がありそうだ。山田裕貴もそんな20代俳優のひとり。2017年、強力なターンキックで成長のスピードに加速をつけたのが見て取れる。だが、本人は肩に力を入れることなく、至って客観的に自身を見る。プロボクサーになった元チンピラを演じた「あゝ、荒野」では、菅田将暉と素晴らしい試合を“演じた”。現場では、前年の出演映画の本数がお互い9本だったことを確認し、「俺、売れてない方の菅田だね」と笑いあったという。この魂の強さに驚く。

「菅田君は、すごく意識しています。だから『あゝ、荒野』のオーディションにはバッチバチで行ったし、受かったと聞いて、次倒すのは新次……いや、菅田って思ったくらい(笑)。その感覚が(山田の演じた)裕二と新次にいい具合にシンクロして、このまま使える」と思ったそうだ。そう思っても驕おごらない。「一所懸命やればいいわけじゃない。映画を見て、知ってもらわなければ」と。2015年から出演している「HiGH&LOW」シリーズではアクションでも“魅せた”。だが、「“ハイロー”が好きな人はそれしか見ない。僕を追いかけて見てくれるわけじゃない。そういう点では苦しんだ一年でもありました。いろいろなことをやらせてもらって、年も重ねて、自分のスタンスも分かってきて、いい意味で許容範囲が広がり、見えてくるものもありました。でも満足はしてないですね、全然」。

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