2018/01/18 07:00

殺人鬼×アルツハイマー! 禁断の組み合わせが巻き起こす衝撃作『殺人者の記憶法』

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1月27日より公開の韓国映画『殺人者の記憶法』が滅法面白い。まず何よりも設定が独創的だ。何かと空気を読みがちで、批判をおそれる“忖度の国”日本では成立しないであろうシチュエーションで物語は展開していく。娯楽は面白さこそが唯一絶対の正義、禁断なんてあるわけないでしょ? そう言わんばかりの潔いコリアンスピリットに打ちのめされる痛快無比の一作だ。

主人公は、元・殺人鬼でアルツハイマー!?

主人公は殺人鬼。正確に言えば、元・殺人鬼。ここまでなら、日本の作品にもありえる設定だ。しかし、殺人鬼をメインに据えた場合、それを追う刑事などが普通は対等の立場で登場するもの。しかし、本作にはその立場にある者がいない。純粋に元・殺人鬼の内面だけがドラマの中心となっている。

ここから先がこの映画の本当の独創性だ。驚くなかれ。この元・殺人鬼、なんとアルツハイマーなのだ。殺人鬼とアルツハイマーの取り合わせは、日本ではおそらく実現しないだろう。アルツハイマーという対象に、殺人という過激な設定を組み合わせないと思う。

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