2018/01/12 17:00

生誕60周年・夏目雅子【夭逝の女優が蘇る】銀幕に焼き付けた、強く、激しく、美しい27年の生

撮影:田川清美

「30歳になってもお嬢さんでいられる女優がいたっていいじゃないかって、開きなおっているんです」

わずか27歳で天に召された女優……しかし不在のなかで、人々の瞳の奥に残る面影の鮮やかさがどんどん増してゆく女優がいる。夏目雅子。2017年12月17日で生誕60年を迎えた。女優という仕事について彼女は生前語った。「もともと本を読むことが好きで、こういう女性ってどんな人なんだろうとか、こんな人に自分でもなりたいとか思ってる気持ちがお芝居をしたいっていう方につながってきたから、何をどういう風に演じるというより、そういう人にふれたいから仕事してるっていう方が正確なんです」(★1)。

彼女が『キネマ旬報』に残した言葉をいま、ムック『女優 夏目雅子』を中心にたどってみよう。「男っぽいんですよ。サバサバしているところなんかが」(★2)と自分について語る彼女は五社英雄監督と組み、『鬼龍院花子の生涯』(1982年)でヤクザ鬼龍院政五郎の養女・松恵を演じ「なめたらいかんぜよ」という台詞を流行らせた。「今までのヤクザ映画だと女の人は添え物みたいだったでしょう。ヤクザ一家の中で、今まで語られることのなかった女の人たちが浮き彫りにされていて、女の人にぜひ見て頂きたいんですね」(★2)。

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