2018/01/27 08:00

映画監督・齊藤工は「拍子抜け」を狙う!? 意外すぎる感動が待ち受ける『blank13』

(C)2017「blank13」製作委員会

業界内でも生粋の映画好きとして知られる俳優・斎藤工。彼は、「齊藤工」名義で監督活動もおこなっている。これまで発表しているのは音楽のPVも含めた短編6本。7本目となる『blank13』で初めて長編映画を手がけ、2月3日(土)よりシネマート新宿にて、2月24日(土)より全国で順次公開となる。では、その作品はどのようなものなのか。監督としての手腕はいかほどのものなのか紹介していこう。

“省略の美学”を突き詰めた長編デビュー作

『blank13』は、上映時間70分。長編というより中編に近い上映時間だが、この分数選択がまず鮮やかだ。多くの劇場公開映画は90分から120分程度であり、それが映画の基準とされている。150分を超えれば大長編の枠組みに入り、3時間にも達するともうそれだけで力作のお墨付きが得られるだろう。

70分というのは「習作」めいた印象がある。自主映画では珍しくない尺ではあるが、一般的な観客が「新人監督の長編デビュー作」を観に行った場合、やや拍子抜けする分数なのではないだろうか。身構えて劇場に向かったら、「あれれ?」と思うような短さである。だが、この「拍子抜け」こそが、監督、齊藤工の狙いなのだと思う。

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