2018/02/22 17:00

ミニマムな視点を普遍の世界に結実。世界にも届く映画『かぞくへ』の力

(C)『かぞくへ』製作委員会

2月24日から公開される『かぞくへ』は、春本雄二郎監督の長編デビュー映画。まだ無名の新鋭監督が手掛けた作品であり、著名な俳優が出演しているわけではありません。しかし、昨今の日本映画とはひと味違う、世界の人々にも届くであろう強いメッセージを持った力作となっています。

主題は、誰にとっても身近な“家族”

本作が主題に置くのは、移民問題や紛争問題といったグローバルでタイムリーなことでもなければ、貧困や暴力といった人々に訴えかけやすいショッキングなものでもありません。きわめてシンプルに、“家族”がテーマとして、作品の中心に据えられています。

しかし、社会や世界と比べたら、たった数人の集団でしかない“家族”という存在を徹底的に突き詰めることで、本作は普遍性を勝ち得ているのです。世界のどこかで実際に起こっていてもおかしくないストーリー。いわばミニマムな視点で人間を凝視することで、世界の人々の心にも訴えかける物語へと仕上げることに成功しています。

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