2018/02/16 11:00

岡崎京子を“90年代のアイコン”から解放した、平成生まれの『リバーズ・エッジ』

行定勲監督『リバーズ・エッジ』2月16日(金)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国ロードショー
配給:キノフィルムズ
(c) 2018「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島社

文=金原由佳/Avanti Press

昨年、1985年の荻野目洋子のヒット曲「ダンシング・ヒーロー」が、大阪府立登美丘高校ダンス部の激しいパフォーマンス「バブリーダンス」として鮮やかに蘇り、YouTubeの年間トップトレンド動画の1位に輝いた。手塚眞監督は、1985年に近田春夫と組んで発表したカルト・ミュージカル『星くず兄弟の伝説』の続編『星くず兄弟の新たな伝説』を、ともに1980年代生まれの三浦涼介と武田航平を主演に迎えて制作。そしてホイチョイ・プロダクションズの1987年の大ヒット作『私をスキーに連れてって』も、今シーズンの「JR SKISKI」のキャンペーンと共に復活している。

若い血肉を得て続々とリブートされる、バブル期カルチャー

このように最近、日本経済が華やかだった1980年代に生まれたカルチャーが若い世代の血肉を得てリブート(再起動)する例が跡をたたない。そんな動きのなかで、1983年にデビューを果たし、バブル期を生き抜く少年少女を描き続けたマンガ家・岡崎京子の世界が、むしろバブル終焉の“予言の書”とも言える「リバーズ・エッジ」の映画化によって、再考察されることは感慨深い(原作は1993年~94年、雑誌「CUTiE」に連載)。

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