2018/02/23 20:00

トランスジェンダー女優が性別をこえて表現したかったこと。『ナチュラルウーマン』ダニエラ・ヴェガインタビュー

トランスジェンダー女性の愛の喪失、そして再生を描いたセバスティアン・レリオ監督の『ナチュラルウーマン』(2月24日(土)公開)。来る第90回アカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされた話題作です。今回は、本作に主演し、類まれな美貌と演技力で世界中を魅了したチリ人女優、ダニエラ・ヴェガさんに単独インタビューを行いました。

男女の性別をこえて表現したかったものーー

Q:故郷のチリをはじめ、ドイツ、ペルー、メキシコなど各国の映画賞受賞、また、アカデミー賞外国語映画賞のノミネート、おめでとうございます! いま、どんなお気持ちですか?

ありがとうございます! 明日はスペインに飛びゴヤ賞(※)の授賞式に出席する予定なんです。まだ結果は分かりませんが、たくさんの人々が『ナチュラルウーマン』を祝福してくださってとても光栄です。

※同作は第32回ゴヤ賞で「イベロアメリカ映画賞」を受賞

Q:意思の強い、それでいて悲哀を感じるマリーナの“まなざし”には心を揺さぶられました。どんなふうに役作りをしたのですか?

トランスジェンダーであるマリーナは、恋人のオルランドが死んでしまったのに、お葬式に参列することをオルランドの元妻に拒否されてしまいます。でも、「オルランドの顔を見て別れを告げる」という望みだけはなにがあっても絶対にあきらめないーー。このマリーナの不屈さを軸に役の解釈を広げていきました。すると、“尊厳、不屈、反逆性”という3つの“感情の核”にいきついたんですね。マリーナを突き動かすのは、この3つの核なんです。この3つは男女をとわず誰でも持ち合わせています。こういった感情を豊かに表現すれば、きっと多くの人々に共感してもらえるのでは……? と思いました。

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