2018/03/26 11:00

イジメも制裁もバイオレンス…“炎上時代”をトレースした復讐劇『ミスミソウ』

(C) 2017「ミスミソウ」製作委員会

『先生を流産させる会』(2011年)や『ライチ☆光クラブ』(2016年)の内藤瑛亮監督がメガホンをとり、4月7日から公開される『ミスミソウ』。同作は、「『先生を流産させる会』の監督の新作」と呼ぶにふさわしい、強力なインパクトとわたしたちの深層をえぐり出す問題意識に貫かれた、必見の一作に仕上がっている。

私たち全員が抱える問題点を鮮明に映す

原作は押切蓮介の同名コミックで、過疎化する町を舞台とした壮絶な復讐劇を描く。

主人公は、イジメの標的にされた女子中学生・春花。転校生である彼女への嫌がらせは次第にエスカレートし、あるとき、彼女の家に火が放たれてしまう。両親は焼死。辛うじて妹は一命を取り留めるが、全身に大火傷を負い、ほとんど植物人間と化す。絶望のその先から帰還した春花は、なんと登校を再開。卒業式まであと2ヶ月という時期に、ひとりひとりを制裁していく。

イジメもバイオレンスだが、復讐もバイオレンス。中学生同士の出口のない地獄に、内藤監督は容赦ない描写の数々で肉薄していく。

今日の運勢

おひつじ座

全体運

仕事で結果が出やすい日。今の作業に一区切りつけて、これから...もっと見る >