“虐殺”と認定された韓国「光州事件」壮絶な現場に迫った男たちの真相とは
死者数154人、行方不明者70名、負傷者3028名を出した「光州事件」をご存じでしょうか。これは、1980年に韓国・光州で起きた民主化を求めるデモのこと。このデモを軍は武力を行使して鎮静化、多くの市民が犠牲となりました。
正確な死者数や、なぜ軍が実力行使に出たのかなど未だ謎が多いこの事件ですが、約40年近く経った今、韓国では真相を明らかにしようという動きが活発化しており、つい先日も軍の行動が「虐殺」であったと認定されたことが話題となりました。韓国内で再度注目を集める「光州事件」の背景には政権交代に加え、昨年韓国で公開され大ヒットとなった1本の映画が関係しています。