2018/04/13 17:00

『さよなら、僕のマンハッタン』に隠された4つのメタファー。NYの街から読み解く物語

映画『さよなら、僕のマンハッタン』(C)2017 AMAZON CONTENT SERVICES LLC

昨年公開された『gifted/ギフテッド』のプロモーションで来日したマーク・ウェブ監督が、「大学卒業前後の僕は悲惨だった。“自分が何をすべきか”と悩む辛い時期は誰にもあるでしょう?」とインタビューで筆者に語ったことがあります。

『(500)日のサマー』(2009年)で鮮烈なデビューを飾ったウェブ監督が、この作品よりも前に出会い、10年以上の歳月をかけて映画化を果たした最新作『さよなら、僕のマンハッタン』。サイモン&ガーファンクルの名曲『ニューヨークの少年』をモチーフに、ニューヨークの様々な地区を舞台にした青年の成長物語です。今回は、映画に映るニューヨークの街に潜むメタファーを探っていきたいと思います。

魂を失くしたNY=自分探し中のトーマス

マンハッタン生まれのトーマス(カラム・ターナー)は、大学を卒業し実家を離れて、ダウンタウンのロウワー・イーストサイドに暮らす青年。就職もせずに個人教師のアルバイトをしながら、自分探しの真っ最中。そんな彼の口癖は、「現代のニューヨークには魂がない」。

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