2018/05/08 07:00

観賞後に笑うか、ドキリとするか? 究極の愛の心理戦『ファントム・スレッド』

『ファントム・スレッド』5月26日(土)よりシネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMA、新宿武蔵野館ほか全国ロードショー!
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文=ロサンゼルス在住ライター 町田雪/Avanti Press

大人の恋愛は、ややこしい。束縛したいのか、されたいのか。支配されているのか、させているのか。本当は、束縛や支配などという言葉とは無縁の純愛がベストだろうが、どんなカップルにも一度は(または常に)、そんな心理戦が繰り広げられることがあるのではないか。『ファントム・スレッド』は、大人の恋愛の奥深くの暗いところを、いとも美しくユーモラスに描いたロマンティック・サスペンス・ドラマだ。

「完璧な身体」と「天才的な仕立て屋」の出逢いが生み出した美の世界

舞台は1954年のロンドン。英国オートクチュール界の天才的な仕立て屋として、社交界から脚光を浴びるレイノルズ(ダニエル・デイ=ルイス)は、若きウェイトレスのアルマ(ヴィッキー・クリープス)と出会い、惹かれ合う。そして、仕立てを行う上で「完璧な身体」を持つアルマをミューズとして迎え、とりつかれたようにドレスを創作してはアルマに着せ、彼女を美の世界へと誘い入れてゆく。

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