2018/05/09 07:00

中山美穂が人生の“終い方”を問いかける。透明感溢れる美しき『蝶の眠り』

(C)2017 SIGLO, KING RECORDS, ZOA FILMS

『子猫をお願い』(2001年)のチョン・ジェウン監督最新作『蝶の眠り』(5月12日より公開)。昨年10月に開催された第22回釜山国際映画祭でお披露目された本作は、『Love Letter』(1995年)の爆発的ヒットをきっかけに、現在も韓国で絶大な人気を誇る中山美穂と、日本語が堪能な韓国人俳優キム・ジェウクの共演が大きな話題となりました。遺伝性アルツハイマーを患った女性小説家と、彼女を支える韓国人留学生との切ないラブストーリーが主軸ではあるのですが、観終わった後、いずれ誰もが向き合う「人生の終い方」を、ふと考えさせられる作品でもあります。

華やかな日常の裏側で、余命宣告された女性作家が向き合う孤独と新たな恋

主人公は、中山美穂扮する50代前半の人気小説家・松村涼子。

同業の夫と別れた後も、精力的に執筆を続けていた彼女は、ある日医者から母親と同じ遺伝性アルツハイマーであることを告げられます。これから徐々に進行していく病とどう向き合い、どのように人生を終えるべきなのか……。美しいファッションを身に纏い、颯爽と振る舞う華やかな日常生活の裏側で、涼子は来るべき終末へと、一人思いを馳せるのです。

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