2018/05/19 08:00

オートクチュールの衰退を恋愛になぞった『ファントム・スレッド』が現代社会に伝えること

映画『ファントム・スレッド』2018年5月26日(土)より、シネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMA、新宿武蔵野館 ほか全国ロードショー(C)2017 Phantom Thread, LLC All Rights Reserved

ダニエル・デイ=ルイスが1950年代のクチュリエ(服のデザインをする仕立て屋)を熱演し、俳優を辞めてクチュリエを目指すという噂を引き起こした映画『ファントム・スレッド』。第90回アカデミー賞で衣装デザイン賞受賞を始め、6部門ノミネートを果たしました。

ロンドンでクチュールハウスを主宰するレイノルズ・ウッドコックと、彼のミューズで恋人のアルマが織り成す、美しくも恐ろしいゴシック・ラブストーリーです。あっと驚くラストが待つ、ひとひねりある恋愛物語なのですが、このラブストーリーにはオートクチュールの歴史が重ねられているようにも思えます。

今回は、本作のメッセージをより深く理解するために、オートクチュールの歴史を紐解いてみましょう。

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ロマンチックな気分の日。恋愛映画をみたり、音楽に浸って過ご...もっと見る >