2018/05/30 11:30

成人指定で初の応援上映。“一肌脱がせる男”三浦監督が描く「リアル」とは

R18+指定作品として初の応援上映が話題の映画『娼年』。劇中で男娼役を演じた松坂桃李が披露するフルヌード、そして大胆過激な濡れ場がセンセーショナルな本作でメガホンをとったのは、劇団「ポツドール」主宰の三浦大輔監督だ。

三浦作品といえば、これまでにもさまざまな人気役者が“脱いだ”ことでも話題をさらった。いわゆる“R指定作品”のイメージを持つ人もいるかもしれないが、三浦監督が描いているものは何なのか? 改めて振り返りたい。

一切の妥協ナシ!三浦流の監督術

『娼年』で主演をつとめた松坂は、「ここまで精神的に追い込まれた現場は初めて」とTwitterで本音をポロリ。それもそのはずで、監督・三浦が役者に求める要求はどこまでも高く、作品づくりに一切妥協はナシ。しかし、その厳しさがトリガーとなってか、“脱いだ”役者たちが“実力派”として次々評価されてゆくのも、また事実である。

冬期ドラマ「トドメの接吻」(日本テレビ系)に出演した女優・門脇麦のブレイクも、思えば三浦作品がきっかけであった。「日本映画史上最もハダカなドラマ」と銘打たれた2014年公開の『愛の渦』(R18+)では、乱交に身を投じるヒロインの女子大生役を選ぶオーディションの一次審査に時間をかけた三浦だが、二次に残ったのは門脇だけ。ところが、「消去法で決めることはしたくなかったので、一次のときにいろいろと課題を渡した」とどこまでもストイックに対応したそう。ちなみにオーディションで門脇が裸を見せた際には、三浦が「僕も脱ぎます」と言って一緒に裸になる気遣いを見せた逸話も残っている。

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